なぜ保湿がシミ対策に必要?

ハンドクリームを塗る手

 

肌の乾燥はシミ対策において、最も重要になっていると言っても過言ではありません。乾燥した肌が紫外線を浴びてしまうと日焼けしやすいと言う事が分かっています。

 

肌は、紫外線を浴びてしまうと肌を守ろうとし、メラニン色素が大量に生成されます。

 

そのメラニン色素は、肌が健康状態ならば、その後、自然と肌の外に排出されていくのです。そのため、色素沈着などは起こりません。

 

しかし、肌の水分が少なく健康状態が悪い場合、そのメラニン色素は、肌の外に排出される事がなく肌に残ってしまのです。それが色素沈着の状態でありシミとなって残ってしまいます。

 

つまり乾燥がシミ(メラニン発生・沈着)の直接的な原因ではなくても、シミが残りやすい肌の大きな要因になる、ということです。

 

そのことから考えても、肌にシミを作らないためには、十分な保湿が必要になってくるのです。

 

では、有効に保湿する前にはどんな成分を摂ればよいのでしょうか。代表的なものを以下にまとめました。

 

保湿成分@「セラミド」加齢により減っていく

セラミドとは、肌や髪の潤いに欠かす事ができない働きをしている成分になっています。

 

セラミドは細胞間脂質の主成分となっており、その約半分を占める成分になっています。

 

そんなセラミドは、残念ながら、加齢や肌が紫外線などの影響を受ける事で減少してしまう成分になっています。年齢と共に減少し続けると言っても、過言ではありません。

 

そのため、そんな減少してしまうセラミドは、外から取り入れる必要が出てくるのです。

 

そして、セラミドには、ヒト型セラミド・非ヒト型セラミド・疑似セラミドの3種類があり、その中でも特に保湿効果の高いヒト型セラミドの物を選び使用するようにします。

 

ヒト型セラミドは、人間の肌に元々あるセラミドと同じ構造を100%割合で作られているため、最も人間の肌に馴染みやすく高い保湿効果を得る事ができる成分になっています。

 

非ヒト型セラミドの場合は、馬などの動物や小麦などの食物から作られたものとなっており、疑似セラミドの場合はセラミドと構造を似せたものになっています。

 

この事から、加齢などで失われてしまったセラミドを取りいれるためには、セラミドの中でもヒト型セラミドが配合されたケア用品を選ぶ事が大切になってきます。

 

保湿成分A「フラーレン」強い抗酸化力も

フラーレンとは、肌に良いと言われているコラーゲンやプラセンタに続き、非常に注目度の高いものになっています。

 

まず、フラーレンの抗酸化作用においては、ビタミンCの125倍とも言われており、非常に高い能力になっています。

 

ビタミンCの125倍もの抗酸化作用があると言う事は、メラニンの生成も抑える力が強いと言う事になります。その上、肌の酸化も防ぐ事ができる事で、肌のターンオーバーの乱れも防いでくれる、そんな成分になっているのです。

 

そんな肌に良いフラーレンの濃度は1%ほどあれば、十分だと言われています。

 

そのため、保湿ケア用品を選ぶ際、フラーレンが配合されているかを選び、あとは、その他にどのような成分が配合されているかを確認して選ぶと良いかと思います。

 

フラーレンの場合、濃度が濃いほど良いと言うわけではないため、その他の配合されている成分においても、考慮し選ぶ事をお勧めします。

 

保湿成分B「プロテオグリカン」次世代の保湿成分

プロテオグリカンとは、よく耳にするグルコサミンやコンドロイチンの大本と言う事ができる成分になっています。

 

元々、人間の身体の細胞の間や真皮、軟骨に多く含まれる成分となっており、ヒアルロン酸より高い保湿力を持っていると言われています。そのため、保湿には欠かす事ができない成分の一つになっているのです。

 

そんなプロテオグリカンは昔、1g3000万円とも言われるほど高価なものでした。しかし、現代では、企業努力により、サケの鼻軟骨から採取する事ができるようになり、手軽に使用する事ができる成分になってきました。

 

保湿力においては、どの成分よりも高い効果を期待する事ができるプロテオグリカン。

 

そのため、肌のたるみを軽減させる効果の他、ほうれい線の改善、美肌効果とさまざまな効果を期待する事ができる成分になっています。

 

保湿成分C「サクラン」保湿&抗炎症作用も

スイゼンジノリから抽出する事ができるサクラン。スイゼンジノリとは、九州の一部にのみ生息する淡水性のラン藻で、料亭などにも並ぶ高級食材になっています。

 

しかも、絶滅危惧T類、藻類に分類されているほどの貴重な藻になっています。

 

しかし、近年、そんなスイゼンジノリの養殖に成功する事ができたため、ヒアルロン酸の約5倍もの保水力があるサクランは、化粧品の成分として使用する事ができるようになったのです。

 

また、サクランは、高粘性となっており、これは、ヒアルロン酸の80倍とも言われています。高粘性になっていると言う事は、付けた際に十分な付け心地を実感する事ができると言う事です。

 

このように、保湿効果が非常に高く、その上、高粘性のため、付け心地が良い上、抗炎症効果もあると言われている事から、肌の保湿ケアには有効的な成分として注目されている成分になっています。