自然のチカラはシミに有効なものもあります

椿の花

 

現代社会のようなテクノロジーがなかった昔から、人間は健康にいいもの、美容にいいものを自然から見つけ出し、長く使い続けてきた歴史があります。

 

雑誌やメディアを彩るさまざまな化粧品でも、その主成分には天然の力を活かしたものがたくさんあるように、具体的にシミ消しに関しても有効な成分はたくさんあります。

 

このページでは、比較的手に入れやすいもので、頑固なシミに効果的な自然成分をまとめてみました。

 

椿油の特徴とシミへの効果

椿油はオレイン酸という脂肪酸を非常に豊富に含むことで注目を集めている油です。

 

オレイン酸は脂肪酸のなかで最も酸化しにくいと言われている脂肪酸で、老化の敵である酸化を防ぐ効果があります。また、人の皮脂にも含まれている成分であることから肌との相性が抜群で馴染みやすいことがわかっています。

 

その証拠に歌舞伎役者は化粧のりをよくするために、ドーランの下地に椿油を塗っていたという話があります。

 

カギは抗酸化力にあり

では、椿油はシミに対してはどのような効果を発揮するのでしょうか。化粧品や大気中の汚れに含まれている油分は酸化すると過酸化脂質という物質になります。この脂質が肌にたまると新陳代謝能力を低下させ、シミ消しに重要なターンオーバーを遅らせてしまいます。

 

椿油には抗酸化力があるため、この過酸化脂質が作られるのを防ぐ効果があるのです。また椿油は肌と馴染がよいため、肌の表面を丁度よい水分と油の比率に保ち乾燥を防ぎ紫外線の潜入から肌を守ってくれます。

 

こういった働きから椿油はシミに効果があるといわれています。椿油といえば創業88年、ヘアオイルでお馴染みの「大島椿」などたくさんの商品があるので手に入れやすいのもいいですね。

 

木酢液の特徴とシミへの効果

木酢液は炭を燃やしたときにできる水蒸気を凝縮させた液体です。茶褐色で酢酸を中心とする有機酸やアルコールを含んでいます。

 

弱酸性の有機酸は肌の炎症抑制効果があり、アルコールには殺菌効果があります。そのため、肌の代謝を促進したり、漂白したりする作用がありシミに効果的だといわれています。肌と相性がよければ、シミに木酢液を塗布し続けることで、シミがペロリと剥がれ落ちたという報告もあります。

 

その殺菌力はたいへん強く、水虫や足の臭いに特化した木酢液があるくらいです。しかし、酸やアルコールを含む比較的刺激が強い液体であるため、自分の肌の調子を見ながら十分注意して使用することが重要です。

 

特に顔の肌(角質)は薄くデリケートなので、木酢液のようなきつい物質を付けるのはおすすめできません。

 

また、木酢液は品質の低いものの場合、コールタールという発癌性物質を含んでいることがありますので商品を選ぶ際には慎重に吟味しましょう。

 

どくだみの特徴とシミへの効果

どくだみは薬草のなかでも十薬と呼ばれるほど多様な効能を持つ植物です。老廃物除去や毛細血管の強化、自律神経の調整を始め、他にも体を内部から改善するさまざまな作用を持っています。

 

シミに対してもどくだみは多方面から改善にアプローチしてくれます。どくだみをシミに使用する場合はどくだみ化粧水やローションを使用します。

 

どくだみの独特のにおいは、クエルシトルリンやデカノイルアセトアルデヒドという成分が発していますが、これらは抗菌作用があり、肌の炎症を抑制してくれます。

 

またどくだみに豊富に含まれる葉緑素は皮膚組織を再生させる力があります。つまり、新陳代謝能力を向上させターンオーバーを早くしメラニン色素の沈着を防いでくれます。

 

加えて一旦開いてしまった毛穴を引き締めるなど、肌全体のメンテナンスを行ってくれます。

 

このようにどくだみはさまざまな角度から肌を良好な状態で維持できるように働きかけてくれるため、シミに効果があるといわれています。