アロエがシミに対して有効なのはなぜ?

アロエ

 

アロエには多くの種類があり、その数500〜600種類以上と言われています。

 

ですが、世界に存在するすべてのアロエがシミを消すのに効果的ということではなく、アロエには、薬の代わりとして用いられるもの、食べることはできない観賞用だけのもの、そして美容目的に利用されるものなどがあります。

 

日本で最も馴染みのあるアロエには2つの種類があります。

 

トゲトゲのある姿で日本では最も見かけることの多いキダチアロエと、肉厚で大きな葉が特徴的なアロエベラが代表的です。どちらも美容目的で利用されます。

 

このように、2つのアロエには見た目の違いがあるのは当然ですが、最も違う点は、アロエに含まれているジェル成分の多さにあります。

 

キダチアロエは、主に観賞用として使われることの多い品種です。そのため、大きな葉はほとんど厚い皮で覆われており、ジェルの部分がとても少ないことが特徴です。

 

一方、アロエベラは肉厚な葉の中にたっぷりジェルが詰まっています。アロエベラ1枚から採れるジェルの量は、キダチアロエ1株分にも満たないこともあるほどです。

 

このたっぷり採れるジェルが、しみをはじめとするさまざまな美肌効果があると言われているのです。

 

シミに効果があるアロエベラ!どうしてシミに効くの?

そもそも、肌にシミができてしまうのは、皮膚が紫外線を浴びることによってできたメラニン色素がそのまま肌に残り、色素沈着してしまうことが原因です。

 

アロエベラには、アロエシンという成分が含まれていて、このアロエシンがシミを予防してくれると言われています。

 

しみができる原因のメラニンはもともとドーパという細胞がもとになっているのですが、ドーパがメラニン色素になる過程には、チロシナーゼという酵素の働きが関係しています。

 

アロエベラに含まれるアロエシンにはチロシナーゼ酵素の働きを抑える効果があり、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制してくれるので、シミが出来づらいのです!

 

シミができる前にしか効果がないと言えば、そうではありません。

 

アロエシンには、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促進して、今あるシミを薄くする効果も期待できます!

 

これからできるシミ予備軍だけでなく、既にできてしまっているシミを消す効果もあるのは嬉しいですよね。

 

果肉を直接シミの部分に

シミに対してアロエの使い方ですが、最も直接で効果的なのは果肉を直接シミに塗布することです。

 

アロエベラの果肉をちぎると、中は透明のヌルヌルしたゼリーのような組織で満たされています。

 

この中身をスプーンなどで取り出し、少しすりつぶすようにしてからシミが気になる部分に塗ればOKです。

 

ただし、いきなり顔に塗るのはリスク大!二の腕の内側などに塗って(パッチテスト)かぶれたりしないか確認してからにしましょう。

 

アロエベラは食べても美容や健康にいい食材

食用アロエ

 

アロエベラのジェルを利用した化粧水やコスメなどが多く販売されていますが、アロエベラは食べることもできるってご存知でしたか?

 

アロエベラは他種類のアロエのような独特の苦みが全くなく、皮部分より中身(ジェル部分)が多いため食べやすく、色々と応用が効くという利点もあります。

 

アロエベラを食べる時は、調理をせずに生のままが最もおすすめできる食べ方です。

 

なぜなら、生食が一番アロエの持つ美容効果をもらうことができ、健康になれるからなのです。

 

そして、アロエベラには豊富なビタミンやミネラルが含まれており、腸内環境を整えて、身体の調子を良くしてくれる働きがあります。

 

身体が元気になれば、免疫力も高まり、風邪などを引きづらくなります。

 

また、腸内環境がよくなると、体内の悪玉菌が減ってむくみがなくなり、つやつやで美しいお肌を手に入れることができるのです。

 

「アロエをそのまま食べるのはちょっと…」という方は、ジェル部分を細かくきって、ヨーグルトに入れると美味しく食べることができますよ。

 

というか、アロエのヨーグルトはずっと前から市販されていてスタンダードな商品になっていますよね。

 

アロエベラには味がないので、ハチミツやお醤油をかけて食べるのもおすすめです。

 

アロエベラは作用が強いので摂取してはいけない方も

美容に良いアロエベラですが、ジェルではなく葉の部分を摂取する場合には注意が必要です。

 

葉の部分には、アロインという下剤同様の成分が含まれています。妊娠中の女性は、アロエベラを食べることは避けるようにしましょう。

 

アロエベラに含まれているアロインには、子宮の収縮を促す作用があり、それによって流産や早産のリスクが高まってしまいます。

 

また、子宮の収縮を刺激することにより、生理の周期を早めてしまう恐れもあるため、生理中の場合も同様、アロエベラの接種を避けることをおすすめします。

 

同じように子宮を収縮させる作用で知られるものにハーブのジャスミンがありますよね。

 

授乳中の方への接種制限は特別ありませんが、不安な方は断乳後から接種した方が無難かもしれません。

 

摂取量をきちんと守ることも重要!

アロエベラには決められた摂取量があります。過剰摂取をすると身体に負担がかかり、最悪の場合命に関わるケースもあるためとても危険です。

 

死に至らないとしても、過剰摂取による副作用の代表として、激しい下痢や腹痛、そして腎臓への機能障害があります。

 

身体に何か問題があってからでは後悔してもしきれません。

 

しみ対策のためにアロエベラを摂取しているのに、身体に悪影響を与えてしまうのは悲しいですよね。

 

ただ、アロエベラは基本的に、副作用などが少ないとても安全な植物です。きちんと摂取量を守り、葉の部分は避けるなど気を付ければ問題ありません。

 

アロエベラを自分で育てる時に注意したいポイントは

アロエはもともと熱帯地方で育ってきた植物ですから、厳しい環境でも生き残っていく力を持っているので、お世話は比較的楽な植物です。

 

そのため、植物の栽培をしたことがない人でも簡単にアロエベラを育てることができます。水やりは毎日しなくても大丈夫なので、気がついた時にやる程度でOKです。

 

万が一、「アロエベラの水やりを長期間忘れてしまった」という場合でも、ほとんど心配はいりません。

 

アロエベラは、強い保水力をもっているので、半年間水がない状態でも生き延びられると言われています。アロエベラは、それだけ強い生命力を持っているのです。

 

ですが、アロエベラにも弱点があります。それは、キダチアロエをはじめ他の種類のアロエと比べると、ややデリケートな部分があるということです。

 

強い日差しや直射日光には弱い性質をもっており、アロエベラに日光があたりすぎると緑色が変色してしまうことや、葉が傷む場合があります。

 

だからと言って、日陰に置いておくのもおすすめできません。なぜなら、アロエベラの発育には日光が欠かせないからです。

 

すべてを踏まえると、アロエベラの発育場所としてベストな環境は、ほどよく太陽の日があたり風通しのよいところになります。

 

屋外で育てることも可能なので、ベランダの屋根がかかっている部分や玄関などがベストポジションと言えますよ。

 

ただし、屋外で育てられるのは冬以外の季節限定になります。アロエベラは暖かい地域の植物なので暑さには強いのですが、寒さにはとても弱いのです。

 

気温の低い時期に屋外で野ざらしにしてしまうと、葉が凍ってしまう場合があります。最悪の場合、そのままアロエベラがダメになってしまう可能性もあるのです。

 

また、冬の間は水をあげすぎないように気を付けましょう。水をあげすぎることにより、アロエベラが根本から腐敗してしまうことがあります。

 

アロエベラが枯れてしまう原因として一番多いのが、根っこが腐ってしまうことです。

 

根腐れしてしまうと、せっかく大事に育てたアロエベラを復活させるのも難しい場合が多いので、念のため、肥料の中に“根腐れ防止剤”も混ぜておき、事前に対策をしておくことをおすすめします。