老化してからでは遅い・・・肌は特にそうです

肌の老化を気にする女性

 

年を重ねるごとに増えてくる肌の悩み…。

 

それはすべて、肌が老化していることの現れです。時間が戻せないのと同じように、一度老化した肌はそう簡単に回復することはできません。

 

つまり、老化してからでは遅いので、いかに老いさせないか?という予防的な観点が重要になります。

 

そのためにはまず、肌がなぜ老化してしまうのか、そのメカニズムをきちんと知ることが何より大切です。

 

いつも見ている身近なものなのに、意外とその構造や仕組みが理解できていない、肌ってそんな存在だと思いませんか?

 

ちなみに肌の構造と働きについては、花王の公式ページに分かりやすい解説があるので載せておきますね。

 

 

肌の仕組みと老化

肌は、表皮と真皮と呼ばれる、2つの層に分かれています。

 

表皮は、名前の通り、肌の表面から基底細胞層というとても薄い膜までの組織をさします。新しい肌への生まれ変わりである「ターンオーバー」は、表皮がその役割を担っています。

 

一方、真皮は、毛細血管や線維、リンパ管などがあり、これらは老廃物を運ぶだけでなく、表皮へ栄養や酸素を送り届け、支えるという重要な役目を担っています。

 

肌に必要なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分は真皮に含まれているため、肌のハリを保ち、保湿するうえでも重要な働きをしています。

 

加齢は全ての機能を衰えさせていく

年を重ねていくと、表皮と真皮の働きが悪くなっていき、これが肌の老化へと繋がってしまうのです。

 

ターンオーバーが遅れてしまうと、古い肌や角質が残ったままとなり、肌がゴワつくだけでなく、シミやシワの原因となってしまいます。

 

また、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの成分の生成量が減り、肌の保湿が十分にできていないと、シワが増え、弾力のない肌となってしまうのです…。

 

肌を老化させる原因@紫外線

紫外線を浴びるのが嫌そうな女性

 

肌が老化する最も大きな原因は、何といっても紫外線の悪影響です。

 

紫外線が肌を老化させるのは、肌へのダメージが大きいこと、そして活性酸素を増やしてしまうことが要因です。

 

また、紫外線は太陽光に含まれているので、完全にカットするのがとても難しいということもあり、肌が老化する一番の原因となっているのです。

 

紫外線が肌を老化させるメカニズム

肌が紫外線を浴びると、肌の再生細胞であるターンオーバーが正常に行われなくなります。

 

すると、新しい肌が古い肌を押し上げず、角質や汚れがそのまま残ったままになり、シミやシワとして跡が残ります。

 

紫外線は真皮にもダメージを与え、肌のハリや潤いを保つために必要な、コラーゲンやヒアルロン酸などの成分の生成を減少させてしまいます。

 

これらの成分が足りなくなると、肌の水分量が失われ、ハリや潤いのないガサついた肌となってしまうのです。

 

それだけでなく、紫外線の影響によって増えた活性酸素は、身体の内側から肌の老化を促進してしまいます。

 

増えすぎた活性酸素が肌を蝕む

活性酸素は、体を細菌から守ってくれる働きがあり、人が生きていくためには必要なもので、呼吸をはじめとする代謝が行われる時には必ず発生するものです。

 

が、活性酸素が過剰に増えすぎると、体を酸化させ、サビつかせてしまいます。

 

体がサビると、シミの材料となるメラニン色素が作られてしまい、ターンオーバーの乱れによって、そのままシミとして肌に残ってしまうのです。

 

紫外線による肌の老化を防ぐには、紫外線対策が有効です。

 

日焼け止めクリームや飲む日焼け止めを使う、日傘をさすなど、日ごろから紫外線を浴びないような対策が必要となります。

 

肌を老化させる原因A乾燥

肌の乾燥をイメージした砂漠

 

肌の水分量は、年を重ねるごとにどんどん減っていきます。

 

20歳をピークに、以降年々肌は乾燥していくのです。肌の潤いが失われていくことは、肌の老化を促進させます。

 

以下は年齢ごとの肌の水分量の一覧(20代を100%とした場合の割合)ですが、明らかに年齢を重ねるごとに水分量が減っていくのがわかります。

 

年代ごとの肌の水分量
20代 100%
30代 約85%
40代 約70%
50代 約60%
60代 約50%

 

乾燥が肌を老化させるメカニズム

肌が乾燥すると、皮膚の表面にある角質層がはがれやすくなります。

 

角質層がめくれ、はがれた隙間から水分が蒸発し、肌のバリア機能が弱まってしまいます。

 

その結果、様々な外部からの刺激に敏感になり、シワやくすみなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。肌が乾燥すると、皮膚が粉をふいたり、化粧のノリが悪くなりやすく、見た目年齢も老けて見えてしまいます。

 

乾燥による肌の老化を防ぐには、毎日のスキンケアが重要です。

 

しっかり保湿し、肌へ潤いを与えてあげることで、肌の水分量を保つようにしましょう。

 

肌を老化させる原因B睡眠不足

寝不足であくびをする人

 

夜更かしした日や寝不足の日は、肌の調子が悪いという経験ありますよね?

 

たった1日の睡眠不足でも、翌日の肌状態に影響してしまうほど、睡眠は肌の健康を保つために重要なものなのです。
もちろん、睡眠をしっかりとれていないことは、肌の老化へと繋がります。

 

睡眠不足が肌を老化させるメカニズム

なぜ、睡眠不足が肌の老化を助長してしまうのか、それは肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」は、眠りに入ってから3、4時間、そして22〜2時までの間に最も活性化するからです。

 

この期間を、お肌の“ゴールデンタイム”と呼びます。

 

ゴールデンタイムにしっかり熟睡できていないと、ターンオーバーが乱れ、肌の代謝が悪くなってしまいます。ターンオーバーは、新しい細胞を作ったり、修復や回復を行う重要なものです。

 

睡眠不足による肌の老化を防ぐには、ゴールデンタイムにきちんと睡眠をとることが重要です。

 

肌を老化させる原因Cストレス

ストレスを抱える女性

 

現代はストレス社会と呼ばれるほど、人間関係や仕事などで悩みを抱えている人が多いです。

 

ストレスと隣り合わせの日常ですが、そのストレスが原因で肌を老化させてしまうこともあるのです!

 

ストレスは、活性酸素を増やし、ホルモンバランスの乱れやお肌のバリア機能の低下などの悪影響をもたらします。

 

ストレスが肌を老化させるメカニズム

お肌のバリア機能が低下すると、外部の刺激に敏感になり、潤いやハリを保つために不可欠なコラーゲンやエラスチンが破壊され、お肌の老化が進んでしまいます。

 

ホルモンバランスが乱れてしまうと、体はストレスに対応しようと様々なホルモンを分泌します。

 

その中には副腎皮質ホルモンや男性ホルモンもあり、それらの働きによって、過剰に皮脂が分泌されることにより、肌トラブルを引き起こす場合もあります。

 

さらに、ストレスを受けた肌は、血の巡りが悪くなり、温度が低下してしまいます。

 

皮膚の温度が低下してしまうと、健康な角質の生成ができなくなり、バリア機能が低下するという負のループに陥ってしまうのです。

 

ストレスによる肌の老化を防ぐには、ストレスをうまく解消する方法を見つけることが大切です。

 

何がストレスの原因なのかを自覚すると、気持ちがスッキリする場合もありますよ!

 

肌を老化させる原因Dタバコ

タバコを持つ女性

 

一昔よりかなり値段が上がったとはいえ、現在でも嗜好品として多くの人が嗜んでいるタバコ。

 

タバコは、体に悪影響を与えることはほとんどの人がご存知でしょうが、実は肌も例外ではないんです。

 

タバコは老化促進サプリメントと言われているほど、肌の老化に影響を与えてしまいます。

 

タバコが肌を老化させるメカニズム

なぜ、タバコが肌の老化を早めるのか、それはタバコに含まれている、ニコチンとタールが関係しています。

 

ニコチンは、喫煙によって一酸化炭素が発生したり、血管が収縮することのほか、ホルモンバランスの乱れや皮膚の温度が低下してしまうリスクがあります。

 

これが原因で、肌のターンオーバーを乱し、しみやしわ、たるみが増えてしまうのです…。

 

タールは、喫煙によってヤニや口臭の原因となるほか、肌がくすんだり、黒ずみが増えるなどのリスクがあります。

 

ヘビースモーカーはまさに、自分の身体にヘビーな負担をかけ続けているのです。

 

タバコはビタミンCを殺す

さらに、タバコは、喫煙することによって肌の健康を保つために不可欠な、ビタミンCを減らしてしまいます。ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがある重要なものです。

 

が、喫煙によってビタミンCが減少してしまうと、コラーゲンの生成が正常に働かなくなってしまい、コラーゲンが不足してしまいます。

 

コラーゲンが足りなくなると、肌のハリやツヤ、水分が失われ、肌の老化へと繋がってしまうのです。

 

タバコによる肌の老化を防ぐには、タバコを吸わないこと!そして、副流煙にも注意することが大切です。