肝斑に有効なトランシーノ2の秘密

トランシーノ2

 

肝斑がなくなれば、あなたはもっと輝ける。というキャッチコピーが端的で印象深いトランシーノ2。

 

文字通りシミの一種である「肝斑」に特化した医薬品であることが知られています。

 

肝斑とはシミの一種であり、薄茶色で30代〜40代の女性に多く見られます。主に頬や鼻の下、額などに多く現れるものであり、最大の特徴は”左右対称”に発現するということです。

 

特に目の下にのぺっと現れる肝斑が多く、多くの女性の悩みの種となっています。

 

 

肝斑の原因

肝斑は一般的のシミ同様に紫外線が原因となる他、妊娠などにより発生することが指摘されており、女性ホルモンとの関係が深いとされ、紫外線よりも強い原因であると考えられています。

 

トランシーノ2の製造元でもある第一三共ヘルスケアは、1039人のシミに悩む女性を対象に斑肝についてのインターネット調査を行いました。

 

その結果、実に38%(395人)の女性のシミが斑肝であると判明したのです。

 

実はシミにも種類があります。

 

  • 斑肝
  • 老人性色素斑
  • ソバカス
  • 遅発性両側性太田母斑
  • 脂漏性角化症

 

この中でも最も多いとされているシミが皆さんが一般的なシミとして認識している老人性色素斑、そして次に肝斑です。

 

そしてこれらは時に複合して発現する可能性があります。

 

「シミ対策をしているのになかなか良くならない」この原因はシミの種類に適した対策が取れていないか、もしくはいくつかの種類が複合しているがために適切な処置を取れていないことが考えられます。

 

トランシーノ2が肝斑に効くしくみ

トランシーノ2が肝斑に効く医薬品である最大の理由は、トラネキサム酸配合によるものです。

 

トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸とは必須アミノ酸でもあるリシンと呼ばれる成分を人工合成することにより生まれたアミノ酸の一種です。

 

従来医療の現場で使用されてきた成分ですが、近年OTC医薬品(一般用医薬品)として初めて肝斑に対する効果が認められ注目を集めました。

 

トラネキサム酸は女性ホルモンのバランスを整えるものではなく、主にメラニン生成に関わるプラスミンと呼ばれる酵素に作用します。

 

シミは紫外線により発生すると考えられていますが、紫外線を浴びることにより細胞内のプラスミンがメラノサイトを活性化させメラニンが発生します。
そしてこのメラニンが細胞に沈着することでシミが発生するのです。

 

このことからトラネキサム酸を摂取してプラスミンの活動を抑えることで、シミの原因を直接的に予防することが出来るのです。

 

トランシーノ2にはトラネキサム酸の他、L-システインやビタミンCといった美白成分が多く含まれているので、肝斑を予防するだけでなく薄くする効果もあります。

 

ちなみにトランシーノ2は第一類医薬品に分類されるので、薬剤師を通しての購入が必要です。

 

1日2回、8週間の服用で効果が認められている

トランシーノ2の製造元である第一三共ヘルスケアは8週間プログラムを提唱しています。

 

これは同社が行った臨床実験にて、1日2回の服用を8週間継続することで多くの方が肝斑の改善を認めたということに起因しています。(以前は1日3回の服用でしたが、トランシーノ2で朝夜の2回となりました)

 

ホームページでも紹介されていますがこの臨床実験により以下のように色素沈着改善度が推移したようです。

 

8週間で多くの肝斑が改善
  1. 2週間後:29.5%
  2. 4週間後:62.6%
  3. 6週間後:73.7%
  4. 8週間後:85.2%

 

このようにトランシーノ2の効果が実証されており、70%以上の人が「シミが目立たなくなった」「肌が明るくなった感じがする」と答えているそうです。

 

しかしこの8週間プログラムにも一つ注意点があります。それは8週間の服用を終えたら次の服用まで1カ月は期間を空けるということ。

 

これは8週間以上の服用で副作用があるというのではなく、8週間以上服用したデータないことが原因です。

 

そのため8週間以上の服用は未知数なため、どんなにシミに対する効果を実感しても最低1ヵ月は休止期間を設けてください。

 

ちなみにL-システインやビタミンCには副作用が特にありませんので、休止期間中はこれらが含まれた美容医薬品を摂取するといいでしょう。

 

トランシーノブランドの歴史、誕生ストーリー

第一三共ヘルスケアはもともとトラネキサム酸を使用した医療薬「トランサミン」を製造・販売していました。

 

この「トランサミン」は保険適用外の医療薬であるにも関わらず、50年以上にも渡り多くの皮膚科で肝斑治療に使用されてきました。

 

 

そこで開発メーカーの強みを生かし、トラネキサム酸を使った医薬品を開発しようというプロジェクトが発足。

 

まず大きな課題となったのはシミの評価方法です。

 

肌色判断に新しい考えを取り入れる

これはファッション系のカラーを識別する「カラースケール」が用いられました。そこで開発されたのが現在でも使用されている「スキントーン・カラースケール」です。

 

さらにシミ解像データを取得するために「ロボスキンアナライザー」と呼ばれる機械を用いることで、トランシーノによるシミの経過を評価しました。

 

2007年に発売された初代「トランシーノ」は1日3回の服用を8週間継続すれば80%以上の人が効果を実感出来ると実証されていたのにも関わらず、消費者から寄せられた声は「あまり効果が実感できない」でした。

 

これに疑問を抱いた開発部が調査を行った結果、昼間は忙しくて1日3回しっかりと服用出来ていないという人が非常に多かったようです。

 

これでは確かに効果を実感することは出来ないとして、改良を重ね1日2回服用タイプの「トランシーノ2」が開発されました。

 

これが現在多くの美白を支えているトランシーノブランドの誕生です。